追いかけて、追いかけて

もう何を追いかけていたのかわからなくなるくらいに

へとへとで

ある日、足を止めて腰を下ろす

ああ、もうダメなんだなと

もう終わったんだなと

仕方がないやと

天を仰ぎ

よっこいしょと立ち上がり

ふと振り返ると

自分を見るまっすぐなまなざしに出会う

しばらく前、とある飲み会でのこと。

かなり酔った女性に耳元で「キスして」と言われた。

軽く触れるくらいのキス。

帰りがけ、「帰るならキスして」

やはり軽く触れるくらいのキス。

かなり酔ってるし、「アルコール→シフトチェンジ→キス魔」の女性は何人か知っていたから、別段意識することも無かった。

先日、やはり飲み会の席。

酔っぱらいだらけ。自分も同類。

帰ろうとする自分を店の入り口まで送るというので、出口まで一緒に。バカ話をしながら。

出口も近くなり、それじゃぁまたねと言おうと振り返ると、無言で自分を見つめる目。

この感じ、ずいぶんと前、そう２０年位前に味わったことがある。

え、まさかね～

ちょっと躊躇したけど、彼女を引き寄せ、ほっぺたに軽くキス。

勘違いじゃまずいじゃない？　だからここは。

またね。

自分が、頭悪いのか、間が悪いのか、空気が読めないのか、わからなかった。

ある日、気がついた。

何かが特に悪いわけでも良いわけでもない。

迂闊であること。

これがすべての原因かもしれない。

１年ほど前、お相手していただいた女性がいた。

２ヶ月ほどたって、町のコンビニで偶然に見かけた。相手もこちらがわかったようで、びっくりした顔をしていた。

お互い声をかけることはなく、距離を縮めることもなく、離れていった。

２月ほど前、その女性にふたたびお相手してもらった。

初対面のふりはしていたが、明らかにぎこちなく、明らかにさっさと済ませよう感で満ちていた。

そして昨日の夜、会社の帰りにコンビニによると、偶然彼女がいた。

お互いがお互いを認識した。

彼女はなんだか悲しそうに、やるせなさそうにうつむいた。

当然声をかけることもかけられることもなく、その場は終了。

なんだか、非常にいやな気分だった。

昨夜NHKで、日本のセックスレスについての、簡単なトーク番組をやっていた。

日本人のセックスに対する感覚は、実は明治以前はかなりおおらかで、今の基準ではかなりヤバいことも多かったらしい。

それを、おかしくしたのは、西洋の妙な個人主義と、性に対するキリスト教的な建前、そんな気がする。

この住宅事情が悪い日本で、消費を最優先させるために導入された「個人の自由」を定着させて、夫婦間でレスを避けるのは難しい場合も多いだろうに。

高度成長からグローバリズムへ。

しかし、一番感じたのは、深夜とはいえNHKの番組で「セックス」という言葉が連発される番組が放送されるとは。

時代によって、変われば変わるもんだなぁ。

「趣味があっていいですね」といわれる。

自分としては、生活と仕事以外に夢中になれる事が無いということ自体が信じられないのだが。

次に「趣味を見つけなきゃ」といわれる。

実は、これにもびっくり。

だいたい１年。１月に一度行く遊び。

現在、１２戦８勝４敗。１２戦中６戦は同一カード。

勝ち方がわかってきた。

非日常・非現実を味わうにはいいな。

ありがとう。^^

好きでありたい。好きでい続けたい。

愛という言葉は、重すぎて、軽すぎて。

実際は、もっと貴重なものなんだろうけど、愛ってなんてコンビニエンス。

感覚的には終着点な気がしてしょうがない。

終わってないよ。

好きって言葉は軽く聞こえるけど、愛なんかよりよっぽど受け入れやすくて、感じがいいと思ったり。

なんで受け入れやすいか。手放しやすいものだから。　好き？　Like？　Love？

愛してるっていう言葉は、今際の際に言える人がいれば、その人の人生は帳尻があったんじゃないかなって思う。

生きている限りなら、明日が今日と違うなら、僕は好きがいい。

昨夜、テレビで加藤和彦の追悼番組をやっていた。

それから一日、なんだかむくむくとわきあがる思い。

「フォークが聞きたい」

MEDIAkegの一部を開放して、好きな曲を入れる。

今週は、「フォーク週間」です。^^

最初は知らない同士だった。

友が増え、輪が広がり、リアルでも酒を酌み交わす間柄。

そのかわり、言いたいことが言えなくなったのは、それはそれできつい。

先日、「俺は背が高くてスレンダーな女性が好きだ」と書き込んだら、「女性を敵に回している」と怒られた。

怒ったのは男性。

それって、あんたがそう思ってるんでしょう。

怒る気にはなれなかった。

ただ、また別の遊び場を探すかなって思った。

そうしていたら、ここに流れ着いた。